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採用ノウハウWeb制作・デザイン業界専門職採用

「東京の会社にしか良い人材は来ない」は思い込みです。広島のWeb制作会社がデザイナー・エンジニア職の応募を増やす求人票の書き方

2026年9月4日

「デザイナーやWebエンジニアの求人を出しても、東京の制作会社やリモートワーク前提の企業に人材が流れてしまう」「地方の制作会社では良い案件を扱えないと思われている」というご相談を、広島のWeb制作会社・デザイン事務所の経営者からいただくことがあります。クリエイティブ職の求職者は、給与や勤務地だけでなく、どのような案件に携われるか、どのようなツール・環境で働けるかを重視して転職先を選ぶ傾向があり、これらの情報が求人票に書かれていないと、地方の会社というだけで比較の土俵にすら乗れないことがあります。今回は、広島のWeb制作会社がデザイナー・エンジニア職の応募を増やすために、求人票でどのような情報を伝えるべきかを整理します。

なぜ地方のWeb制作会社は採用に苦戦しやすいのか

デザイナーやWebエンジニアの転職市場では、求職者側が企業の制作実績や技術スタックを事前に調べたうえで応募先を選ぶことが一般的です。求人票に「Webサイト制作」「デザイン業務」といった抽象的な表現しか書かれていないと、どのような規模・業種のクライアントを担当するのか、コーポレートサイトが中心なのかECサイトやシステム開発も手がけるのかといった実態が伝わらず、他社との比較検討の対象にすら入らないまま応募を逃してしまいます。地方の制作会社であっても、全国規模のクライアントを担当していたり、特定の業界に強みを持っていたりするケースは少なくないため、そうした強みを求人票で具体的に言語化することが重要です。

手がけている案件と役割を具体的に書く

求人票では、実際に手がけている案件の種類(コーポレートサイト、ECサイト、LP制作、ブランディング、UI/UXデザインなど)と、クライアントの規模・業種の傾向を具体的に書くことをおすすめします。あわせて、デザイナーであれば担当する工程がヒアリングから携わるのか、すでに決まったデザインカンプの制作が中心なのか、エンジニアであればフロントエンド・バックエンドどちらが中心か、CMS構築の経験が積めるかといった、実際の役割の範囲を明記することで、求職者は入社後に自分がどのような経験を積めるかをイメージしやすくなります。実績として紹介できる制作事例がある場合は、URLや実績ページへのリンクを添えることも効果的です。

使用ツール・開発環境を明記する

クリエイティブ職の求職者にとって、使用するデザインツールや開発環境は、応募を検討するうえで重要な判断材料になります。Figma・Adobe Creative Cloud・Sketchといったデザインツール、WordPress・各種フレームワークといった開発環境、Git・タスク管理ツールなどのチーム開発体制を具体的に書くことで、「今の環境と同じように働けそうか」を求職者が判断しやすくなります。また、社用PCの貸与(Mac・Windowsどちらか)や、外部モニター・グラフィックボードなど制作環境への投資についても、地味に見えて応募の決め手になることがあるため、あわせて記載することをおすすめします。

「地方でもできる」働き方を具体的に伝える

地方の制作会社に対して求職者が抱きやすい不安のひとつが、「刺激のある案件に携われないのではないか」「スキルアップの機会が少ないのではないか」というものです。オンラインセミナーの受講費補助、書籍購入支援、社内勉強会の実施、遠方のクライアントともオンライン商談・リモート打ち合わせで対応している実態など、地方にいながらスキルアップや幅広い案件に携われる環境を整えている場合は、その具体的な取り組みを求人票に書くことで、不安の払拭につながります。フルリモートやフレックスタイム制など柔軟な働き方を導入している場合は、その適用条件(試用期間後から可、週何日まで可など)も具体的に明記すると、条件面でのミスマッチを防げます。

ポートフォリオ・作品提出のハードルを下げる

デザイナー・エンジニア職の選考では、ポートフォリオや過去の制作物の提出を求めることが一般的ですが、提出方法や評価基準が不明確だと、応募のハードルを上げてしまいます。求人票の段階で「ポートフォリオサイトのURL、または制作物のPDFでの提出で構いません」「学生時代の制作物や個人制作でも可」といった形で提出のハードルを具体的に示すことで、経験の浅い求職者も含めて応募のしやすさを高めることができます。未経験・第二新卒を歓迎する場合は、ポートフォリオがなくても応募可能であることや、入社後の研修体制を明記することも有効です。

Web制作会社・デザイン事務所の求人票チェックリスト

よくある質問

Q. 地方の会社というだけで応募が集まりにくい印象があります。 勤務地よりも「どのような案件・役割に携われるか」を重視する求職者が多いため、案件の具体性を求人票の前半で伝えることが重要です。あわせてリモートワークの選択肢がある場合は、その条件を明記することで、居住地にとらわれない応募も期待できます。

Q. 未経験のデザイナー・エンジニアも採用したいのですが、求人票をどう分けるべきですか。 経験者向けと未経験者向けで、求める要件や伝えるべき情報が大きく異なるため、求人票自体を分けることをおすすめします。未経験者向けには研修体制や先輩によるフォロー体制を中心に、経験者向けには手がける案件の幅や裁量の大きさを中心に書くと、それぞれの層に響きやすくなります。

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